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Canyon de Chelly から Window Rock へ
この旅の最終日は、ニューメキシコ州から西へ走りアリゾナ州へ戻り、Canyon de Chelly(キャニオン デ シェィ)へ。 赤岩に囲まれた緑の谷。 ここは国定公園なのですが、ナバホインディアン居留区の中にあり現在でもナバホ族が普通に日常生活をしています。
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f0020905_8213816.jpg谷底にはこの岩を削ってキャニオンを作った川が流れ、ナバホ族が酪農・農耕をしながら生活をしています。 公園内はグランドキャニオンみたいにノースリムとサウスリムに分かれ、ビューポイントが点在する道路が二つあり、そのビューポイントのほとんどが、谷を見下ろすようになっていて、谷底にはガイド付きのツアーに参加しないと下りて行けないようになっています。 上から見ているだけでも、すごく感動的な景色。 私の個人的な印象では、グランドキャニオンを初めて見たときより心を揺さぶられました。 その色のコントラスト・奥行きの深さ、スペイン人たちが侵略してきた頃の歴史、悲しい物語・・・そして今目の前で見ているナバホの人々の生活。 この谷で生まれ育ったナバホの人々を見ていると、ここが単なる観光地ではなく、こんな穏やかで美しい土地にも歴史があり、そこに住む人たちの思いがある・・・とても厳かな気持ちになります。

たくさんあるビューポイントの中で、White House と呼ばれる遺跡があるトレイルだけは、ガイドなしでも個人で谷底へ下りることが出来ます。 往復約4マイルほど。 こんな(↑←)トレイルを下りて、谷底を歩き、大きな岩の裏側にまわると、そこには建てられた時のほぼ原型をとどめたままの岩壁居住跡がありました。 (↓) 
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キャニオン デ シェイと言えば、スパイダーロック。 というくらい有名なこの岩(↓)。 谷底にそびえる高さ240mの岩は西部劇の撮影場所としてもよく使われましたが、ナバホの人々にとっては「聖なる岩」と崇められている岩。 それもそのはず。 自然が創り出したものの「美しい」だけでは済まされない力強さ・崇高さ。 言葉が出ません。
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もっともっとここにいたかった。 この次は、もっと長居して、キャニオンツアーに参加して、今回行けなかったエリアにも絶対行こうと思う。

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そして、アメリカインディアン最大の人口と最大の土地を誇るナバホネーションの首都、Window Rock へ。 ナバホの土地は、アリゾナ州全体の1/4を占めるといわれています。 ここには、ナバホネーションの議事堂や行政機関が集まっています。 Window Rock はその名のとおり、ぽっかりとまぁるい穴の開いた、巨大な岩壁。
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f0020905_8232873.jpgナバホ族は第二次世界大戦中、アメリカ軍の暗号通信に従事し、外国の軍が盗聴・解読できない部族の言葉を無線交信に使ったことからコードトーカー(code talker)と呼ばれ、その暗号(code)を日本軍が解読できなかったため、日本軍は硫黄島やグアム・サイパン戦に敗れたと言われています。

(←code talker の銅像)

今でも、このWindow Rock をはじめ、ナバホネーションのいたるところにその歴史が語られているのをみることが出来ます。

これにて、ネイティブアメリカン・聖なる地の旅の記録はオシマイ。 
次なるアドベンチャーの前に、全部書けてよかったー・・・。 

そんなわけでこの週末はまた、岩+温泉キャンプへ行ってまいります^^
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by ezoist | 2008-09-27 08:23 |
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