2008年 03月 24日 ( 1 )
春分の日@Signal Hill
日本では、春分の日といえば「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」で、国民の祝日。
アメリカではもちろん祝日ではないけど、一応カレンダーには"First Day of Spring"なんて記述があったりするのですが、今年はイースターの週末と重なってしまったせいか、存在感なし。でも、私のまわりでは密かに盛り上がっていたのでした。 カメラ持って見に行こう!って。
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アメリカ南西部に多く残る、ネイティブアメリカンの居住跡。 そのあたりに多く見られる petroglyph(岩面彫刻)。 そのほとんどが野生動物や植物、太陽、月、人間、雨・・・といった、その時代の自然と生活にまつわるもの。 ここツーソンの西側、サワロ国立公園内にある、Signal Hill という丘にも、1200年ごろに描かれた有名な岩面彫刻がいくつかあるのですが、その一つ、太陽と月。 同じ岩に並んで描かれているのが見えるでしょうか(写真中央、左が太陽、右が月)。 太陽が真東から昇って真西に沈むこの春分の日に、ホンモノの太陽と月とこの彫刻の太陽と月が、一直線に並ぶのですよー、すごいでしょ? この写真は日没時に撮ったもの。 東から昇ってくる月と岩面彫刻が直線に見える位置に自分を持っていくと・・・ほら、自分の影もちゃんと直線状に重なるのです(沈んでいく太陽が真後ろにある)。 日の出を見に行った友達も、昇ってくる太陽と沈んでいく月が絵と直線に重なったと言っていました。 今から800年以上前に、ここで太陽や月を観察しながら生活していた人たち。 そして実はそんなすごいことを発見してしまって、岩面に記録を残してしまうなんて。 タイムマシンがあったら、その時代にちょっと行ってみたい。
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Signal Hill といえば、このグルグルが有名。 この絵が何を意味するものなのかは、いまだにミステリーだそうな。 
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by ezoist | 2008-03-24 22:07 |