タグ:アリゾナ ( 36 ) タグの人気記事
アホ、ニンニク、そしてなぜ?
アメリカとメキシコの国境から43マイルアメリカ側、Arizona State Highway 85号線に、
Ajo という小さな町があります。
f0020905_13325917.jpg
f0020905_1339236.jpgアジョではなく、アホ。スペイン語で「ニンニク」の意味の Ajo という言葉から名づけられたのか、この町のすぐ東側を居住区とする Tohono O'odahm インディアンの言葉で 「ペイント」の意味の au-auho から名づけられたのかはいまだ不明。 その証拠に、Ajoから10マイル南へ走ると 「Why」なんて町にたどり着く。 19世紀に銅山で栄えたこの町は、銅山閉鎖後は人口たったの4000人のひっそりとした町。 小さなダウンタウンも閑散としていて、スペイン風のこの真っ白な教会以外には目を引くものは何もないような静かな町。 こんな田舎の小さな町を散策するの、好きです。
Organ Pipe Cactus National Monument や Rocky Point へ行くには必ず通るこの町。 日本人である私にとっては別の意味のアホ。 「アホだって~!わははわはは!」「何でそんな名前付けたんだろ?」「Whyだって~!わははは!こっちが知りたいわ!」と、ここを通るたび毎回同じ会話をしているような気がするんですけど(笑)

それにしても、ニンニク畑があるわけでもないのに何故ニンニク? Ajo近くの85号を走っていたら、突然現れた赤い岩の一帯。 やはりそこだけ色が塗られた様な景色だから「ペイント」か?と思っていたら・・・

ニンニクはこれか?
[PR]
by ezoist | 2008-04-02 13:25 | 誰も知らないアメリカ
San Pedro River, Sierra Vista, AZ
相方の仕事に便乗して、Sierra Vista へ行って来ました。 相方が仕事をしている間、私と花子は一日中水遊びをするために。 春休みっていいな。
f0020905_11342264.jpg
お目当ては、San Pedro River。 この川の一部10マイルほどが、「ワンちゃんいらっしゃ~い♪」なトレイルなのです。 ハコヤナギが両岸に生え並ぶゆるい川の中を、ザブザブバシャバシャと歩いていると、ここは本当にアリゾナか?という不思議な気分になってくるのです。 花子だって、近所の舗装した道路や岩山ばかりじゃ疲れちゃうもんね。 たまには軟らかい湿った土の上や川の中を歩かせてあげたい。 犬なんだから犬らしく、泥んこになって遊ばなきゃ!
f0020905_11344238.jpg
f0020905_11345679.jpg実際、泥んこになったのは転んだ私でしたけど(笑) カメラを何とか救えたのでよかったです、ほっ。

この San Pedro River のトレイルヘッドには、アリゾナ州で一番大きいと言われているハコヤナギの木があります。 ハコヤナギの木は、ポプラと同じくヤナギ科の木で、北回帰線以北の世界中どこにでも見られるのですが、いやいや、こんなにでっかいのは私も初めて見ました! 

近くのベンチに座って眺めていると、木がこちらに倒れて覆いかぶさってくるように見えるから不思議。 見ごたえありです。

*****
San Pedro River
Sierra Vista から State Highway 90号を Bisbee 方向へ。 Moson Rd を超えたら右側に看板あり。 野鳥もいっぱいで、バードウォッチャーにも人気の場所。
[PR]
by ezoist | 2008-03-25 20:10 |
春分の日@Signal Hill
日本では、春分の日といえば「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」で、国民の祝日。
アメリカではもちろん祝日ではないけど、一応カレンダーには"First Day of Spring"なんて記述があったりするのですが、今年はイースターの週末と重なってしまったせいか、存在感なし。でも、私のまわりでは密かに盛り上がっていたのでした。 カメラ持って見に行こう!って。
f0020905_226320.jpg
アメリカ南西部に多く残る、ネイティブアメリカンの居住跡。 そのあたりに多く見られる petroglyph(岩面彫刻)。 そのほとんどが野生動物や植物、太陽、月、人間、雨・・・といった、その時代の自然と生活にまつわるもの。 ここツーソンの西側、サワロ国立公園内にある、Signal Hill という丘にも、1200年ごろに描かれた有名な岩面彫刻がいくつかあるのですが、その一つ、太陽と月。 同じ岩に並んで描かれているのが見えるでしょうか(写真中央、左が太陽、右が月)。 太陽が真東から昇って真西に沈むこの春分の日に、ホンモノの太陽と月とこの彫刻の太陽と月が、一直線に並ぶのですよー、すごいでしょ? この写真は日没時に撮ったもの。 東から昇ってくる月と岩面彫刻が直線に見える位置に自分を持っていくと・・・ほら、自分の影もちゃんと直線状に重なるのです(沈んでいく太陽が真後ろにある)。 日の出を見に行った友達も、昇ってくる太陽と沈んでいく月が絵と直線に重なったと言っていました。 今から800年以上前に、ここで太陽や月を観察しながら生活していた人たち。 そして実はそんなすごいことを発見してしまって、岩面に記録を残してしまうなんて。 タイムマシンがあったら、その時代にちょっと行ってみたい。
f0020905_1405897.jpg
Signal Hill といえば、このグルグルが有名。 この絵が何を意味するものなのかは、いまだにミステリーだそうな。 
[PR]
by ezoist | 2008-03-24 22:07 |
Organ Pipe Cactus National Monument
楽しみにしていた、backcountry camping。 ドラッグディーラーが不法入国したとの情報を元に、道路が封鎖され山奥に入れず、急遽予定変更で国境近くの国定公園のキャンプ場に泊まりました。 行ったのは、Organ Pipe Cactus National Monument
f0020905_1151865.jpg

f0020905_122747.jpgオルガンパイプサボテンは、サワロサボテンと似てるけど、全く別の種類のサボテン。 主にメキシコ側のソノラ砂漠に生息しているため、アメリカ国内で野生のオルガンパイプサボテンを見れるのは、この国定公園内のみ。 

どのくらいデカいのかというと、このくらい。

ツーソンにあるサワロ国立公園には、サワロサボテンがわっさわっさ生えているけど、ここには、珍しいオルガンパイプをはじめ、ソノラ砂漠に生息するすべてのサボテンが集まっている、といった感じ。 それに加え、今年の春はソノラ砂漠の過去10年間で、ワイルドフラワーが一番満開な春。 砂漠が潤い、色鮮やかに息を吹き返したようです。
f0020905_11513445.jpg


*******

Organ Pipe National Monument

ツーソンから I-10 を北へ、I-8 を西へ行って Gila Bend で Exit。 Highway 85 を南へ、Ajo, Why を通り抜けたら、公園の入り口へ。 3時間半のドライブ。 途中、ボーダーパトロールのチェックポイントがあるので、パスポート、グリーンカード、ビザなどを忘れずに持っていきましょう。 RV & Tent Camping は、水洗トイレと水道有り。 シャワーは無し。 

公園内にある、21 マイルの Ajo Mountain Drive は、口開きっぱなし、言葉にならない絶景。 ソノラ砂漠に住んでいる間に、必見の価値ありですよ^^
[PR]
by ezoist | 2008-03-10 21:10 |
Vultee Arch ~Sedona, AZ~ ***ご挨拶***
f0020905_229282.jpg
***** Vultee Arch, Sedona, AZ *****

今年も一年、「ソノラ砂漠の片隅で」をご愛顧いただき、
ありがとうございました。

今年は私にとって、本当に色々な事があった、あっという間の一年でした。
家族そろってのグランドサークル旅行、一人旅、
たくさんの新しい出会い、新しい経験。
怪我や病気もちょっとだけ、痛い思いもしました。

このブログを通してのたくさんの人との出会いや心の交流は、私にとって大きな収穫なのです。
いただいたコメントにいろんなことを学ばせてもらったり、励まされたり、笑いあったり・・・。
なのでまた来年も続けていきたいと思いますので、
楽しいおつきあいを、よろしくお願いいたします。

冬休みに入ってからの二週間は、毎日大きな景色を求めて歩き回る日々を送っていました。
一人でも、花子と二人でも、相方と花子と三人でも、近くでも遠くへも、
出来るだけ羽を伸ばして大空を仰いで。

もうすでに肩こりもストレスもどこかへ飛んで行ってしまいました。
凹んだ時にもいつもささえてくれたみなさんへ

いっぱいの感謝の気持ちを、1枚の写真にかえて、
来年もよろしくお願いいたします。


ezoist
[PR]
by ezoist | 2007-12-31 12:00 |
Munds Mountain ~Sedona, AZ~ ***メリークリスマス!***
f0020905_2313997.jpg
***** Munds Mountain, Sedona, AZ *****

[PR]
by ezoist | 2007-12-25 02:30 |
Historic Downtown ~Flagstaff, AZ~
f0020905_10362262.jpg
旅先で、どこで飲むか何を食べるか。これってものすごく大事なこと。
無難なチェーンレストランやファーストフードには、もちろん絶対入らない。 
その土地にしかない雰囲気、出来ればその土地の食べ物と地ビールも楽しみたいもの。
 
フラッグスタッフのダウンタウンは、かなりいい味出してます。 歴史の古い町並みがそのまま保存されていて、おしゃれなレストランやバーが通りに並び、歩いて見ているだけで楽しい。
私たちが今回選んだのは、Hotel Weatherford。 トラベルチャンネルや、ヒストリーチャンネルでもよく「お化けが住んでるホテル」として紹介される、有名なホテル。

f0020905_1224036.jpgお化けは怖いので泊まらなかったけれど、ここのパブでビール。 めちゃめちゃクラシックなアメリカらしいパブでした。 

昔で言うジュークボックスみたいなヤツ。 デジタル化した今はなんて呼ぶんだろう? とにかく、そんなマシンがプールテーブルのすぐ横にあって、ビリヤードしながら好きな曲かけて盛り上がれるわけです。 こういうの、久しぶりでなんだか嬉しい。 見つけてしまった、数年前のヘビーローテーション だったこの曲

この曲をかけたおかげで、ハーレー軍団のお兄さんたちとお友達に^^ ここで飲んでから、なにか美味しいものを食べに行く予定だったのに、すっかり長居してしまい、結局ここのピザやらフライドポテトやらをつまんでおしまい。 でも、楽しい旅先の出会いと思い出になりました!
[PR]
by ezoist | 2007-10-11 01:29 |
San Francisco Peaks ~ Flagstaff, AZ ~ ***秋を探しに***
高い高い青空に、白樺の葉っぱが黄金色に輝く北の秋。北海道の大好きな景色。
そんな景色を探して、ツーソンから北へ5時間、フラッグスタッフへ行ってきました。
白樺~ 青空~ 南風~♪ ではなくて、北風ピューピュー、木枯らしクルクルでした。
f0020905_161727.jpg
行ってきたのは、San Francisco Peak。 
アリゾナ州で一番高い山です。 標高12300ft (約3750m)。
登山・キャンプの予定だったのだけど、直前に天気予報で寒波の知らせ。
急遽ホテルを予約し、普通のドライブ・一泊旅行となりました。
正解。 日曜の朝6時、気温はマイナス5℃(23F)でした。
車のフロントガラスがシバレてました。 う゛~・・・さむさむ。
朝、霜が解けるのを待って、山のてっぺんにあるスキー場を目指してドライブ。
白樺と松の林をクネクネ登っていくと、
f0020905_13124323.jpg
オープンを待つスキー場 (Arizona Snowbowl) が。 
雪はまだないけど、スキーリフトに乗って、頂上まで。 
片道30分という長さ。 登って行くにつれて、どんどん空気がカキーンとツーンと冷えていく。

頂上からの景色は、パノラマ。 遥か彼方にグランドキャニオン、ちょっと南西にセドナの赤岩、
モニュメントバレーばあっちだよね・・・と、数ヶ月前に家族旅行で行った場所をひたすら探す。 

この景色を見下ろしながら、スキー。 最高だろうなぁ。 
そのてっぺんからの景色、リフトに乗っている間にディスクを入れ替えて、撮ったはずが・・・ 
ディスクを誤ってフォーマットしてしまった! 
ありえない・・・なぜ・・・。
と言うわけで、皆さんにパノラマ絶景をお見せできませぬ。 すみません。
でもねー、すごくいい眺めでした。

[PR]
by ezoist | 2007-10-09 01:12 |
Peach Mania Festival ~Wilcox, AZ~ ***桃狩り***
日曜日は Peach Mania Festival へ行ってきました。 桃狩り。
f0020905_334258.jpg
果物は木で完熟させたものがやっぱり美味しいですね。
今日食べちゃわないと、明日はヤバイよ?くらいの、甘い匂いがムンムンしてるのが最高。
気絶寸前。 ここで木から捥いで食べるのはタダ。お持ち帰り分だけ払うシステム。
f0020905_3355132.jpg
木々の間に置かれたピクニックテーブルで、まずはチーズバーガーで腹ごしらえ。 
桃の甘い匂いに惹かれて集まったすごい数の蝿たちと戦いながら(笑)
食べたらいざ、収穫。 桃ジャムやパイを作る人たちはたくさんとっていたけど
私たちはフレッシュで食べられる数だけ持って帰ってきました。 
うろうろ歩き回って小腹がすいたら、桃がたっぷり入った自家製アイスクリームでにんまり。
果樹園の後は、グリーンチリやハラペーニョ、ナス、ズッキーニ、コーン、スイカ・・・
などを採りに野菜畑のほうに移動。土の匂いがする新鮮な旬の野菜をたっぷりお持ち帰り。
暑さなんて吹っ飛ぶくらいの、楽しい外遊び。
近郊の方は、ぜひ行ってみてください^^ 

[PR]
by ezoist | 2007-07-26 12:00 |
グランドサークル 4日目 ①
四日目 モニュメントバレーからアンテロープキャニオン、ホースシューベンドへ

神秘の世界へ・・・ここまで来ると、もう大興奮です。

f0020905_2525053.jpg

アンテロープキャニオンは、アメリカ南西部の岩肌の地に多くある Slot Canyon の一つ。Slot Canyon とは、岩肌の地に降った大量の雨水が、地面に吸収されないために鉄砲水となり、それが岩山の亀裂に勢いよく流れ込み岩肌をそぎ削りながら、このような美しい曲線を描き作った峡谷のこと。

f0020905_253540.jpg

中は、広いところで大人10人くらいが立っていられるくらい、狭いところでは一人がやっと通り抜けられるくらいのトンネル状。

f0020905_2532573.jpg

ここでもまた、事前に予約を入れておいた、写真の心得のあるナバホのガイドさんに同行していただきました。というのも、ここでもまた太陽の位置がとっても大事。スロットに光が射し込んでくる岩の割れ目は細長く、写真の光の線を見ていただくとわかると思うのですが、太陽がまっすぐに射し込める位置にあるときがシャッターチャンス。片道徒歩40分くらいのスロットの中を、太陽の動きに合わせて進んでいかなくてはいけないのです。そしてもちろん、シャッターチャンスのときにほかの観光客でごった返していては全体が撮れないし、地面は砂地なので混んでいると砂埃が舞ってしまって、クリアな写真は撮れないと事前にガイドさんが言っていたので、貸切にしていただきました。なんてワガママなのでしょー(笑) このときにはすでに、父&相方は妻や娘の存在は完全に忘れていました。

f0020905_2534232.jpg

見上げると、鉄砲水が渦を巻いて壁にぶつかりながら流れ込んできたのが想像できます。
長い年月をかけて作り出された芸術。赤い岩だからなおさら、神秘的に見えるのでしょうね。

午前10時から2時間半ほど撮影をしたら、太陽はもう位置がずれてしまい、あの神秘的な光の線はどこへ?というくらい、薄暗いトンネルに変身。不思議。ここを最初に発見した人は誰だったのだろう?おそらく声も出せないくらいの感動だったに違いない。

と、感動が冷めないまま一同はワイワイと次の目的地へ向かったのでした。アンテロープキャニオンへ行かれる方は、こちらもぜひおススメです↓。

f0020905_254179.jpg
*** Horseshoe Bend ***

ホースシューベンド。ホースシューとは、馬の蹄鉄のこと。
ここもまた、言葉にならない感動。 空の青さが映った水と岩壁の赤茶のコントラストの美しさ!スケールの大きさには慣れて来てしまったせいか、驚かなくなってきた自分もそこにいながら、自然が創りだすものの偉大さの前にはこんなちっぽけな自分はかなわんなー、と感動ひとしきり。
f0020905_3174396.jpg
しかし、黒いなー、私(笑)。
いまどき、こんな黒い日本人はそうそういないのではないか?
SPF50塗ってもこの黒さって?
「これを食べたら絶対に焼けない」という何か知ってる方、情報ください。
f0020905_2542298.jpg

かなりの高さ。見下ろすと背中の下のほうがモニョモニョ、足がガクガク。
柵の一つも立っていないところが、景観を大事にするアメリカらしい。
なんとか全体を撮りたくて、あれこれ危険な事もしてみましたが、ワイドレンズを使ってもかなり苦戦。崖っぷちに10mくらいある脚立を立てるか、空からの撮影じゃなきゃ無理じゃないでしょうか?と思ったら、こんな写真を発見してしまった。「崖っぷちで撮影」って書いてあるけど、うー… どうやって?

このときすでに43℃を超えていて、日陰の一つもない岩の上での撮影を終えたときには、母と姉が干からびる寸前。一人一リットル持っていた水もあっという間になくなり、ちょっとヒヤッとした一瞬でした。車まで400メートルほどの道のりが、サハラ砂漠横断くらい遠く感じたのはこの時が初めてでした。 

車に戻って氷水で顔を荒い、麦茶を一気飲みした私たちは、元気を取り戻し一路ザイオン国立公園へ。

続きは明日また。
[PR]
by ezoist | 2007-06-20 02:54 |