Hatch でこれから先数か月分のチリを入手した後は、I-25 を40分北へ走り、宿泊先の Truth or Consequences の温泉宿へ。 Riverbend Hot Springs という、その名のとおり曲がったゆるい川っぷちに建てられた、アットホームな温泉宿。 外観は古いモーテル+トレーラーといった感じですが、中はなかなか(笑)。私たちはキッチン付きのキングサイズに泊まったのですが、小奇麗なキッチンにテーブル、皮のカウチにテレビ。 ベッドルームも清潔で、シャワーももちろん温泉水。 かな~りいいじゃないですかー^^
****ちょっと小話**** 看板ネコがフレンドリーで可愛かったです。 人にはフレンドリーなのに、うちの花子には「フーッ シャーッ」と牙を向き、花子は尻尾を巻いて逃げる始末。 こんな田舎ののんびりした温泉宿に住んでるネコちゃん、Life is good~♪ですね^^ 「アナタ、ニホンジン?」「はい、そうです」「デモ、オカアサン メキシコジンネ」「いいえ・・・両親ともに日本人ですが?」「アー・・・ソウ?ホントー?ゴメンナサイネー」 "ごめんなさいねー"って、どういう意味ですか?私は生粋の日本人に見えないと?肌の色が黒いから? 掃除が行き届いていてとてもキレイな宿泊施設でした。 Bug Free。 ただ、宿泊施設が古いので、ACがちょっとウルサイかも(気になる人には)。 私たちはもちろん、長距離ドライブの後の4~5時間の温泉+1ケースのビールで完璧にノックアウト状態だったので、エアコンの存在すら気づきませんでしたが(笑) この時期、夜は結構涼しかったです。 #
by ezoist
| 2007-09-08 00:00
| 旅
今回のオクラホマへの旅は、陸路の旅。
一日目は、ツーソンからニューメキシコ州 Hatch (ハッチ)へ、目的はチリフェスティバル。毎年レイバーデーの連休辺りに行われる、ハッチの「唐辛子祭り」。アメリカ全土へ流通されている唐辛子系チリ(グリーンチリ、ハバネロ、セラノ、ハラペーニョなど)、世界的にも名の知れたハッチのチリは、ニューメキシコ州の人口23000人の小さな町で栽培されているのです。 唐辛子系と言ってもマイルドなものから激辛まで種類が様々で、小さいのはたいてい激辛ですが、ハッチのグリーンチリ(長くて大きいやつ)のマイルドからミディアムなんてのはスゴイ肉厚で、ローストしたのを皮剥いて種とって食べたら風味が最高、とても美味しいです。 スーパーでよく見かけるアナハイムペッパーとは厚みが違います。 和食にも洋食にもエスニックにもメキシカンにも、どんなお料理にも合いますが、素材がいいとやはりシンプルに食べるのが一番旨いです。 我が家での定番は、ローストして皮剥いて種取ったのを、おろし生姜、鰹節、お醤油で御浸し風にアツアツご飯と一緒に食べたりビールのおつまみに(食感は焼き茄子、風味はしし唐と言った感じ)、酢の物にしたり、茄子・玉ねぎ・ズッキーニなど好みの野菜と一緒にローストしてマリネにしてお肉料理に添えたり。 ローストしたものを、アツアツのうちに Zip Lock などの袋に入れて密封しておくと、人肌に冷めた頃に驚くほど簡単にスルスルと皮が剥けます。(チリを使った昔の記事) 今回は、ミディアムのグリーンチリを20パウンド(約10キロ)、大きな麻袋入りのを購入しました。半分をオクラホマでロースト・皮剥き・種取・小分けにして冷凍という結構大変な作業をしてきたので、後は楽しんで食べるだけ^^ ******* ツーソンから Hatch へは、I-10 を東に Deming まで行き、82A で Exit、US-180/Silver City 方向へ左折。 そこから NM-26 へナナメ右折して( Hatch 方面)入り、そのままNM-26 をまっすぐ Hatch まで。 約4時間。この道は、Truth or Consequences への近道でもあります。I-10 を Las Cruces まで行って I-25 に入るより、一時間ほど短縮されます。 #
by ezoist
| 2007-09-07 00:00
| 旅
先週末はSonora 砂漠から Mojave 砂漠をぬけて、ユタまで行ってきました。といっても、今回は相方の仕事に付いて行ったのでお楽しみは無し。しかも一泊二日で往復1200マイルの強行スケジュール。
Mojave (モハビ)砂漠は、サボテンさえ育たない、別名死の砂漠。 行きはヨイヨイ帰りは怖い・・・とはこのことで、ネバダ州からアリゾナ州に抜ける砂漠の山岳地帯、約150マイルほど続く上り坂で、オーバーヒートしました。 そんなこともあろうかと、氷や水、クーラントなどを予備に積んでいたのでよかったのですが、何せ気温45℃。日陰なんてどこにもありません。 日陰を求めて55℃は超えているであろう車内で待つか、日向でも時折吹くそよ風を求めて外で待つか。 これこそが究極の選択でした。 遥か彼方に光る水と薄い雲。 #
by ezoist
| 2007-08-29 00:41
| 旅
昨日は"スーパー早起き"して久々に山歩きしてきました。
モンスーン上がりの砂漠は、息を吹き返したよう!緑がイキイキしていてきれいでした。 あちこちに野草やサボテンの花がたくさん咲いていて、陸亀やトカゲも元気よく活動中でした。 モンスーンのおかげで、渓谷には雨水の川。 結構な勢いで流れているのに、水はとってもきれいで透明。 お魚はいないけど、オタマジャクシがたくさんいました。 後ろ足が生えていたので、来週末には蛙になっているのではないでしょうか? 澄んだ冷たい水に足をつけて、おにぎりを頬張る。 日本だと、こんなことはいつでもどこでもできるけど、ソノラ砂漠では、このモンスーン後の数週間と、雪解け時期だけ。 「今行かなきゃ水がなくなっちゃうよ!」な、水遊びができる貴重な時期。 頑張って早起きした甲斐ありました。 自然はやっぱり偉大です。 心が満たされ、頭もリフレッシュ、お腹もすいてビールも美味しく。 今日もどこかへ行きたいな。 #
by ezoist
| 2007-08-19 05:53
| 遊
と言っても、紙の上での結婚記念日ですが。 日本でいう「入籍」みたいなものですね。 いや、籍なんてないのだけれど。 書類の上で夫婦となった日です。 結婚式は12月の末に、お互いの両親と兄弟を招待して、メキシコのカンクンで行いました。 メキシコ好き同士がメキシコで結婚式をしてから、記念日はいつもメキシコの何処かに。 2006年は Puerto Peñasco 、2005年は San Carlos でした。 今年は旅行に出かけているほど時間がなかったので、ちょっくらドライブがてら 国境の向こう側まで足をのばして遅めのランチ。 メキシコ側の Nogales にある La Roca へ。 La Roca とは英語で "The Rock"。 その名の通り、山の一枚岩の岩壁にあったくぼみを利用して建てられたため、建物の中にはそのまんまむき出しの岩が壁となってあちこちにみられる。メキシコ文化独特のカラフルな色使い、 アーチをふんだんに使ったスパニッシュ風の建築、ダークウッドの床に家具、そして天然の岩壁にキャンドル。 雰囲気最高。 そしてお料理も満足。 ソノラ砂漠に引っ越してきてから、こんなに美味しいメキシカンを食べたのは初めてかもしれない。 しばらく通いそう、はまりそう。 レストランの奥には可愛いバーもあり、フレッシュマンゴーのマルガリータでかなり上機嫌。 バーテンダーのオジサマと映画の話で盛り上がり、ここのレストランにブラピが来たときに使ったマティーニのグラスを触らせてもらいました。 うふふ^^ 他にも、アントニオバンデラスやサルマハヤック、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『バベル』の監督)などなど、有名人も結構来ているらしい。 酔い覚ましにウロウロショッピングをして、2ペアで3ドルのビーサンを衝動買い。 帰りはパタゴニア~マデラキャニオン経由でのんびり帰ってきました。 ←こんな可愛い子チャンに遭遇。 楽しい4周年記念日でした。 #
by ezoist
| 2007-08-13 12:18
| お食事処
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